私は2019年は投資方針にて以下のようにアセットアロケーション調整すると宣言しています。
今回このようなアセットアロケーションを採用した理由について紹介します。
採用したアセットアロケーションは以下のようになります。
【先進国株式:日本国債券:仮想通貨=8:1:1】
アセットアロケーション採用理由
私の資産の中で大部分を占めているのが、米国に代表される先進国株式です。
特に米国株インデックスをメインとして投資を行っています。
先進国は新興国と比較した際によりボラティリティーが低く安定した成長を期待できるため、このうような割合を採用しています。
昔のデータとなりますが、1970〜2018年度の米国株に長期で運用した場合、平均年利10%ものお金を複利で運用することができています。
世界一の投資家であるバフェットも自分の死後、妻に以下のように指示しているほどです。
「現金の10%を政府短期債、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用せよ」
日本でこの教えを守るためには為替リスクの影響もあるため、私は日本円で投資ができる先進国株式と日本国債券に投資を行っています。
そのため割合としては先進国株式:日本株式=8:1としました。
運用している口座は、先進国株式は利回りが高く成長を期待できるため、確定拠出年金と積立NISAに優先して積立を行っています。
確定拠出年金であれば、定年までの33年間、積立NISAであれば20年間非課税にて運用できるためかなりの効果を期待できると考えています。
考え方として先進国100%で良いのではないかと考えましたが、私は10%の債券を加え少しだけ安定感を持つように設計しています。
これは以前大きく株式が値下がりした際、手元に資金がなく悔しい思いをしたためです。
これにより、株式・債券のどちらかが値下がり株式値下がり時に買い増しできるようにしました。
リバランスもボーナスが支給される時期(年2回)予定しており、理想のアセットロケーションから大きく離れている場合に調整を行えるような体制にしています。
一般に株式と債券は反対の値動きを行うので、リバランス時に株式の比率が高ければ株式を一部売却し債券を買い増し、債券の比率が高ければ債券を一部売却し株式を買い増すようにしています。
こうすることで株式・債券を値下がり時に買い、値上がり時に売るという。
投資行動として最も効率的な行動を機械的に行うことができる点も債券を採用した理由です。
もう一つ私はアセットアロケーションとして仮想通貨にも投資資産の1割を投じています。
仮想通貨は値動きが激しくFXのように投機だと思われていますが、今後の世界の流れを考えれば投資しておくべき対象だと考えます。
従来まで「お金は現金で持つ」というのが当たり前でしたが、近年では若者を中心にクレジットカードなどのキャッシュレス決算が浸透してきています。
日本は世界から見てキャッシュレス決算はあまり浸透していませんが、消費税10%対策として、日本政府もキャッシュレス決算使用時に一定の還付が受けられるように対策しています。
このことからもキャッシュレス決算が増えると同時に仮想通貨を利用する人もどんどん増えて行くと思います。
また、日本を訪れる外国人の増加や2020年東京オリンピックを考えれば、今後決算ができる店舗も増えてくると考えます。
以上の理由から仮想通貨に投資資産の1割を投資しようと考えた理由です。
もちろん現在でも短期的には値動きが激しいため、毎月機械的に積立を行って行くのが良いのではないでしょうか?
記事の総括
今回はアセットアロケーションの採用理由について紹介を行いました。
株式としては米国株をメインの投資先とし、安定的に成長を見込めるようにしました。
債券を組み入れたのは、値動きをマイルドにするとともに株式が大きく値下げした時に買いに向けえるようにするためです。
仮想通貨を組み入れたのは、今後の成長性と必要性を見て決めました。
以上よりアセットアロケーションは【先進国株式:日本国債券:仮想通貨=8:1:1】となります。