昇給額を配当で換算してみる

会社に勤めていれば大抵の会社には昇給制度があり、一定額昇給されると思います。

ここでは、昇給額を配当金で得るためにはどの程度の資産が必要なのかについて、シミュレーションを用い検証を行っていきます。

昇給額を配当で換算してみる

昇給額は会社により違いがありますが、日本経済団体連合会のデータによると、2018年の月例賃金引上げ額・率は7,022円・2.32%となっていました。

リーマン・ショック以降の昇給額は7,000円前後の高水準を示しています。

今回のシミュレーションはこの値を使用し計算を行います。

この増えた金額を配当金として得るためにどのくらいの資産が必要なのか計算を行います。

配当率としては3%と5%の2つのパターンにてシミュレーションを行いました。

配当率3%の場合【ボーナス6ヶ月支給】
ボーナス6ヶ月分支給される
年間給与増加額=7,000円✖️18ヶ月
       =12.6万円
配当金で得るためには
12.6万円➗0.03%=420万円
つまり420万円の資産から3%の配当金を得ることができれば
年間で12.6万円得ることができます。
配当率3%の場合【ボーナスなし】
ボーナスが支給されない場合
年間給与増加額=7,000円✖️12ヶ月
       =8.4万円
配当金で得るためには
8.4万円➗0.03%=280万円
つまり280万円の資産から3%の配当金を得ることができれば
年間で8.4万円得ることができます。
配当率5%の場合【ボーナス6ヶ月支給】
ボーナスが6ヶ月分支給される

年間給与増加額=7,000円✖️18ヶ月
       =12.6万円
配当金で得るためには
12.6万円➗0.05%=252万円
つまり252万円の資産から5%の配当金を得ることができれば
年間で12.6万円得ることができるます。
配当率5%の場合【ボーナスなし】
ボーナスが支給されない場合
年間給与増加額=7,000円✖️12ヶ月
       =8.4万円
配当金で得るためには
8.4万円➗0.05%=168万円
つまり168万円の資産から5%の配当金を得ることができれば
年間で8.4万円得ることができます。

今回は配当率3%と5%の2つのパターンにてシミュレーションを行っています。

配当率3%や5%とは決して大げさな数字ではなく、米国株であればかなりの確率で達成可能な数字となっています。

米国株は株主還元に力を入れている企業が多く中には50年以上も増配し続けている企業もあるほどです。

コカコーラやジョンソン・エンド・ジョンソン、マクドナルドなどが有名な連続増配銘柄となります。

このような株主還元に積極的な企業は、配当率が高く5%を超えるものもあります。

その上は配当増配率は7%~12%なっています。

配当増配率は配当金が年間でどれくらい増えたかを示す指標です。

5%の配当を出す株を保有し、配当増配率が10%の場合
1年後受け取る配当金=5%✖️10%=5.5%
2年後受け取る配当金=5.5%✖️10%=6.05%
と年数を重ねるごとに配当金は増大していきます。

つまり、毎年増配している株に投資することができれば、上記シミュレーションを行った金額より少なく昇給額分のお金を得られるということです。

記事の総括

今回、昇給額を配当金で得るためにはどの程度の資産が必要なのかについて、シミュレーションを用いました。

昇給額7,000円を配当金により得るためには、配当金5%の株に168万円分投資することができれば可能であると判明しました。

また、米国株は株主還元に力を入れている企業も多く、50年以上も連続増配している企業もあることがわかりました。

これら企業を中心に配当金を得ることができれば、より早く昇給分のお金を得られると考えます。

皆さんも効率的に資産を築くため、配当金に目を向けるのは如何でしょうか?

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