資産形成を始める上で理解すべき基本式

資産形成するためには基本となる考え方があります。

ここでは資産形成を始める上で基本となることについて説明します。

結論を先に言うと、資産形成するには①収入の最大化②支出の最小化③運用利回りの高い商品で運用することが最適解となります。

資産形成の基本式

資産形成は次の基本式に基づき考えることが大切となります。

基本式
資産形成=(資産➕収入➖支出)✖️運用利回り

資産形成するには①収入の最大化②支出の最小化③運用利回りの高い商品で運用することが大切となります。

式を見てもわかるように最も大切なことは、たくさんのお金を運用利回りの高い商品で運用することです。

まずは基本となる「収入の最大化」「支出の最小化」について確認してみます。

資産形成①収入の最大化

基本式
資産形成=(資産➕収入➖支出)✖️運用利回り

資産形成しようと考えた時、真っ先に思い浮かぶことが収入を増やすことだと思います。

収入といえば、一般のサラリーマンであれば給与収入のみとなります。

国税庁「平成29年度分民間給与実態統計調査結果」によると平均年収は432.2万円となっています。

つまり給与収入だけでは貰える額に限界があるため、複数の収入源を持つことが収入の最大化に繋がります。

収入源
給与収入
アルバイト収入
広告収入(ブログ・YouTube)
転売

資産形成②支出の最小化

基本式
資産形成=(資産➕収入➖支出)✖️運用利回り
支出の最小化にあたり、支出に当たりそうな項目について列挙します。
収入源
生活費
各種ローン
保険
生活費としては食費や通信費、交際費等が考えられます。
生活費削減のためにできることは片っ端からやるべきです。
特に固定費は一度見直すことで継続的に節約が望めるため、真っ先に検討すべきポイントとなります。
格安SIMの利用、電気代見直しがこれに当たります。
各種ローンについても必要最低限としましょう。
特に金利が10%を超えてくるローンは最悪です。
各種ローンとしては車購入、家購入等が当たり、家購入は数千万相当のお金が長い期間固定されてしまうため最悪な項目となります。
車は購入するのではなく、タクシーやカーシェアリングの利用を
家は購入するのではなく、賃貸の利用をお勧めします。 

資産形成③運用利回りの高い商品で運用する

基本式
資産形成=(資産➕収入➖支出)✖️運用利回り

資産形成のために最も重要な項目となります。

資産形成するには運用利回りの高い商品で運用することが最適解となります。

運用する元となる資産としては、(収入➖支出)したもの、今まで蓄えてきた資産となります。

運用利回りが低い場合
運用利回り0.01%
大手銀行の平均的な金利にて計算を行います。
資産1,000万円
1年後:1,000円の利息
シミュレーションでもわかるように1,000万円持っていても、運用利回りの低い資産で運用しても大した資産は築けません。
今回実施したシミュレーションは一般的な銀行金利になるため、銀行にいくらお金を預けていてもお金は増えないことを示しています。
銀行に預けるくらいなら、国債の購入をお勧めします。
現段階(2019年)変動金利10年の場合0.05%となっていました。
国債は元本が保証されている商品の中で最も安定している商品です。
運用利回りが高い場合
運用利回り5%
株式や債券、インデックス投資の利用
資産1,000万円
1年後:50万円の利益
運用利回りが高い商品として、株式や債券、インデックス 投資を利用した場合、1年間で50万円ほどの資産増加が見込めます。
5%というのは決して高い値ではなく、米国インデックス 投資を25年間保有することができれば、年間平均7.9%で成長できたという心強いデータもあります。
また、米国高配当銘柄に投資を行っていれば年間3%以上の配当を受け取ることができます。
年間3%の配当としても銀行金利の300倍の利益を得ることができます。
ここでもう一度以下の式を確認してみます。
基本式
資産形成=(資産➕収入➖支出)✖️運用利回り
資産は次の資産形成でも利用されます。
先ほどのシミュレーションでいえば、運用でえた資金50万円に1,000万円を足した、1,050万円にて資産形成できることを示しています。
1年目:(1,000万円➕収入➖支出)✖️5%
2年目:(1,050万円➕収入➖支出)✖️5%
これを複利効果と呼んでいます。
効率的に資産形成するためには、運用利回りの高い商品で複利運用を行うことが大切です。

記事の総括

資産形成行うための基本式は以下とり、①収入の最大化②支出の最小化③運用利回りの高い商品で運用することが最適解となります。

基本式
資産形成=(資産➕収入➖支出)✖️運用利回り

収入の最大化のためには、給与収入以外にも複数の収入源を持つことが大切となります。

支出の最小化のためには、固定費の見直しや各種ローンを組まないことが大切となります。

最後はこれらで得た資産を運用利回りの高い、株式やインデックス 投資にて複利運用することが大切となります。

銀行預金は超低金利のため、いくら資産があっても資産形成できません。

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