投資信託の銘柄選びのポイント

銘柄分析能力や手間なく、ほったらかしでお金を増やす方法として投資信託があります。

投資信託は一度購入してしまえば行うことが少なく資産運用を行うことができます。

しかし、どの銘柄でもほったらかしにしていれば儲かるわけではなく、しっかりと銘柄選びを行うことが大切となります。

つまり、投資信託を購入する際の初期設定が最も大切となります。

投資信託の銘柄選びのポイントは以下の3つが考えられます。

投資信託の銘柄選びのポイント

①投資対象を何にするのか選ぶ

投資信託の投資対象としては債券や株式、リートなど数多くあります。

投資する国も日本を対象とするのか?アメリカを対象とするのか?など様々です。

運用タイプもバランスファンド、インデックスファンド、アクティブファンド等があります。

リスクで考えると債券が最もリスクが低く、ついでリート、株式という順番になるがどの国に投資するかによりリスクは上下します。

今後長期で投資を行うのであれば、外国株インデックス ファンドをお勧めします。

外国株はリスクはありますが、長期で運用を行うのであればリスクは限りなく低くなるため、期待リターンの高い資産で運用するのが最も効率的となります。

投資信託の選択方法としては、自分がどのくらいリスクを取れるのか検討した上で選択することが大切となります。

②コストの安いものを選ぶ

投資信託の維持にかかるコストとしては3種類あります。

購入時:販売手数料 0〜1%
保有中:信託報酬 0.1〜2.5%
売却時:信託財産留保額 0〜0.5%

販売手数料は購入時にかかる手数料のことです。

銀行窓口などでお勧めされる商品は販売手数料を高くとる傾向があるため、ネット証券での購入をお勧めします。

お勧めの証券会社
楽天証券
SBI証券

販売手数料がかからない投資信託のことをノーロード投資信託と言います。

投資信託の購入はノーロード投資信託から購入を検討してください。

信託報酬は投資信託保有中にかかるコストのことです。

基本的に信託報酬は手間のかかるものほどお金がかかるようにできています。

日本人が大好きな毎月分配型の投資信託や頻繁にポートフォリオを調整しないといけない投資信託は総じて信託報酬が高くなる傾向があります。

アクティブファンドがその典型的な例となります。

③純資産額が継続的に増えているのものを選ぶ

純資産額の増えは運営に関わります。

投資信託の運営会社は集めたお金を元に株式や債券の購入を行います。

つまり、十分なお金がないと買い増ししたい時に銘柄の購入が行えず投資成績を悪化させてしまう要因となります。

また日本では毎月分配型の投資信託に根強い人気がありますが、この商品は運用により配当を得られなければ、自らの純資産額から取り崩しを行い配当の補填に当てるため最悪の商品です。

私たちから集めたお金の一部をそのまま配当として分配してきただけということになります。

この状態が長期間継続すると投資信託の存続が危ぶまれ資産形成どころではなくなります。

資産形成のためにも純資産額が継続的に増えているのもを選ぶべきです。

記事の総括

投資信託のほったらかしでお金を増やすことができる方法ではあるため、投資信託の初期設定が最も大切となります。

投資信託選びのポイントは3点あることがわかりました。

ポイントは自分のリスクにあった、コストが安く純資産額が継続的に増えているものを選択することです。

資産形成のためにも初期設定する投資信託についてしっかりと吟味し検討していくことが重要となります。

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