確定拠出年金の運用商品の決め方について紹介します。
確定拠出年金で運用商品を決める際のポイントは次の5つです。
— シン@ミレニアル世代・投資家・子育て・旅行 (@shin20blogger) September 8, 2019
①シンプルなもの
②低コストなもの
③インデックスファンド
④資産毎に口座を使い分ける
⑤運用管理手数料の高いものを避ける
以上を満たせば将来報われるはずです。
結論から先に申し上げると、手数料が安い、国内外の株式に投資するインデックスファンドに投資するのが良いということです。
ここでは詳細について紹介します。
資産毎に一番シンプルなものを選ぶ
外国株なら外国株で一番シンプルなものを選ぶのが最良の選択となります。
具体的には、様々な指標をブレンドしたバランスファンドを投資対象にするではなく、日経225などの指標に連動するファンドを投資対象とするということです。
コストの低いものを選ぶ
同じアセットクラスを選択していれば運用成績は大して変化しません。
つまり運用成績が変化しない以上、投資家のリターンに直接影響するのは「手数料」となります。
そのため同じアセットクラスで投資する際には手数料の最も安いファンドを選ぶのが最適解となります。
インデックスファンドにて運用する
確定拠出年金には非課税で運用することができるという特徴があります。
つまり、確定拠出年金では債券インデックスや債券・株式をブレンドしたバランスファンドで運用するのではなく、期待利回りが高い国内外のインデックスファンドで投資するのが最適な運用方法となります。
資産毎に口座を使い分ける
確定拠出年金は通常の投資信託より低コストで運用できる商品が多数あります。
課税口座の場合、リスク資産であればそれなりの手数料を取られてしまいます。
そのため、リスク資産での投資は確定拠出年金で行うのが最適解となります。
つまり国内外インデックスファンドの口座振り分けについてですが、
確定拠出年金では「外国株式インデックスファンド」
積立NISAでは「国内株式インデックスファンド」
にて運用するのが効率的です。
運用管理手数料の高い商品を避ける
企業で確定拠出年金に入る人は最初から加入できる運用商品は限られています。
運用商品のラインナップは勤めている企業の裁量次第ということです。
そのため、確定拠出年金に加入する前に運用商品のラインナップを確認し、運用管理手数料の安い外国株式があるか確認することが大切となります。
運用管理手数料の目安は外国株式の場合0.5%を越えてくると高い商品となります。
選択肢の中で最も手数料の安い商品を選択するよう心がけましょう。
記事の総括
確定拠出年金の運用商品は、手数料が安く、国内外の株式に投資するインデックスファンドに投資するのが良いという結論になります。
皆さんもなんとなく運用する商品を選択するのではなく、しっかり考えて商品を選択するよう心がけましょう。