妊活中男性はどんな検査をすべき?ケア方法もあわせて解説

妊活初心者
「妊活中男性ですが、これから妻の妊娠に向けて検査をしようと思っているけど、具体的にどんな検査をすればいいのか知りたい。」「また、問題があった場合のケア方法もあわせて知りたい。」「妊活中男性が実体験に基づいて説明してほしい。」

 

 

こう言った疑問に答えます。

もくじ
妊活中男性は「精液検査」すべき
・どこで検査を受けられるの?
・精液問題有のケア方法
妊活中男性は「風疹検査」すべき
・風疹含有ワクチンを接種しても抗体がなかった
・どこで検査が受けられるの?

私は結婚2年目で絶賛妊活中の男性で、現在妻の妊娠に向け検査を行ったり妊活について勉強しています。

 

インターネットには女性向けの妊活情報はたくさんアップされていますが、男性についての妊活情報はあまりなかったので、ネットにある情報含め整理しました。

 

この記事ではこう言った実体験に基づき記載しています。

妊活中男性は「精液検査」すべき

妊活中の男性は精液検査をすべきです。

 

理由は男性に問題がある可能性があるからです。

 

WHOの調査によると不妊治療をしている男女のうち男性に問題があるが24%、男女両方に問題ありが24%と言うことから、男性に問題あるとされるのが48%という結果となっています。

 

これに対して、男性の場合は精液検査を行えば原因が分かります。

 

では精液検査はどんな項目を見ているのか確認してみます。

検査項目 下限基準値
精液量 1.5ml以上
精子濃度 1500万/ml以上
総精子数 3900万/射精以上
前進運動率 32%以上
総運動率 40%以上
正常精子形態率 4%以上
白血球数 100万/ml未満

この検査項目はWHOの基準値を基に判断されますが、あくまで下限なのでこの数値以上あるのが望ましいということでした。

 

とは言っても項目を見てもさっぱりなので検査するのが一番だと思います。

どこで検査を受けられるの?

検査は産婦人科やクリニックで受けられるのはもちろんのこと、ネットでも精液検査キットを売っています。

 

実体験として産婦人科に行くのは難易度が高いので、とりあえずネットの精液検査キットを使って問題がありそうなら産婦人科に行くという流れがいいと思いました。

seemはリクルートが提供する精液検査キットで、手軽に精子の濃度と運動率を測定できます。

精液問題有のケア方法

もしも精液に問題があった場合、下記7つのことを心がけケアを行うようにしましょう。

・適度な運動
・バランスの取れた食事(1日3食)
・十分な睡眠(目安は1日7時間)
・長風呂やサウナをやめる
・自転車・バイクに長時間乗らない
・深酒しない
・禁煙

運動・睡眠・食事のバランスが大切と当たり前に言われていることですね。

 

一般的に生活習慣病があると精子を作る力が落ちると言われています。

 

また、股間を「あたためる」「圧迫」には注意が必要とのことです。

 

この中で盲点なのが、自転車やバイクに長時間乗らないということです。股間が圧迫されることで血流が悪くなり、精子を傷つけてしまうそうです。

妊活中男性は「風疹検査」すべき

妊活中男性は風疹検査をすべきです。

 

理由は風疹が妊娠中のパートナーに移った場合、ほぼ難聴や心疾患などの障害のある子供が生まれてしまうからです。

 

症状は妊娠初期ほど出やすいという報告があるので、妊活中男性は風疹検査を受けるようにしましょう。年齢により個別に摂取したことがあるか異なるので下記を参考にしてください。

 

このグラフでは2020年5月現在、小学校入学〜30歳1ヶ月の人は2回個別接種を受けたことになります。

 

一方で58歳1ヶ月以上の人は1回も接種を受けたことがないことを示しています。

出典:国立感染症研究所所 風疹に関する疫学情報

風疹含有ワクチンを接種しても抗体がなかった

私たち夫婦の話ですが、共に20代で過去に風疹含有ワクチンを接種していましたが、風疹検査をしたところ抗体がほとんどありませんでした。

 

風疹は抗体価というもので判断され、抗体検査の結果も8の倍数で表されます。

出典:厚生労働省 予防接種が推奨される風しん抗体価について

 

私たち夫婦は共に8倍未満であったため、追加で風疹抗体ワクチンを受けました。20代だから大丈夫だろうと慢心するのではなく、確認することをおすすめします。

どこで検査が受けられるの?

風疹検査は各都道府県の対象医療機関で受けることができます。

 

詳しくは厚生労働省のホームページに載っているのでこちらを参考にしてください。

»最寄りの医療機関を確認する

 

昭和37年〜53年生まれの男性は無料で抗体検査・風疹ワクチン接種を受けられます。

 

私たち夫婦は年齢が20代ということでワクチン接種に1万円かかりました。しかし、市が7,000円補助してくれたので実質3,000円で受けることができました。

 

夫婦で6,000円かかりましたがこれでリスクがなくなるなら安いものです。

 

最後に妊活中男子が実施すべきことをまとめます。あとあと後悔しないためにも、また生まれてくる赤ちゃんのためにも、しっかり検査を実施しましょう。

・精液検査
 ➡︎精液検査キットを使うのが手軽でおすすめ
・風疹検査
 ➡︎対象の医療機関で検査・接種する

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