投資信託は長期で保有することで安定的なリターンを得ることができます。
しかし、長期で投資を行うのは難しく実践できている方は少ないと思います。
ここでは、長期投資を継続するための仕組みづくりについて説明を行います。
長期投資を実践するために
投資信託は長期(25年間)継続して投資を行うことで年平均7.9%程度のリターンを継続して得ることができます。
これは10年程度で資産が2倍になるリターンとなりますが、問題は継続することが大切であるという点です。
長期投資を実践する仕組み作りとしては、簡単に売り買いできない環境を作ることが最も簡単でかつ効果がある方法ではないかと考えます。
簡単に売り買いできない環境としては「積立NISA」と「確定拠出年金」の活用をおすすめします。
「積立NISA」の場合、1人1口座しか持てない上に、使える非課税額は年間40万円であり、売却を行っても使える非課税額は戻ってきません。
そのため、売却を選ぶ可能性はとても低くなると思います。
積立NISA
1月:40万円の内、10万円を積み立てる
4月:10万円を売却
※積立できる額は40万円➖10万円=30万円となり、年間で使える非課税額は売却を行っても戻ってこない。
「確定拠出年金」の場合、年金であるため現制度であれば60歳以降でないと受け取れないようになっています。
引き出しができない以上、長期投資の利点を大いに享受することができます。
また両制度に共通する利点として、非課税で運用できるというものがあります。
そのため、長期投資とは非常に相性がよく、効率的に資産を築くことができるため、両制度を活用することが最適解となります。
記事の総括
長期投資は継続することで安定的に資産を築くことができますが、継続することがとても難しく実践できている方は少数派であると思います。
ここでは継続するための仕組みづくりとして、「積立NISA」と「確定拠出年金」の活用を提案しました。
皆さんも両制度を活用して効率的に資産を増やしましょう。