

こういった疑問に答えます。
私は投資歴7年でETFをメインに投資を行ってきました。運用資産は700万円以上でほとんどETFでの運用です。
本記事はこう言った実体験に基づき記載していきます。
分散投資に適したポートフォリオの作り方
分散投資に適したポートフォリオを組む際は下記3つを意識すべきです。
各項目について解説していきます。
fa-check相関係数を意識した銘柄選択
相関係数は2つの資産の値動きの特徴を示す指数のことで、−1から1の値で表現されます。各値で次のような性質を示します。
私は「トレーディングビュー」というツールを用いて相関係数を比較しています。無料で始めることができるのでとりあえず登録して使ってみるのはありです。
この相関係数を意識した銘柄選択を行うことである銘柄での暴落を他の銘柄で補ったりすることができるようになります。
具体的な投資銘柄については後述します。
fa-checkETFで手軽に安く
分散投資に適したポートフォリオを組む際はETFを使うのがおすすめです。
ETFは銘柄によりますが、数百、数千以上の銘柄に分散投資を行えるのでおすすめです。しかも維持にかかる手数料も格安なのでポートフォリオを組む際は選択するようにしましょう。
fa-check時価総額の大きなものを選択
上記で説明したETFを購入を購入する際は時価総額の大きなものを選択するようにしましょう。
理由は下記2点です。
①売買を円滑に行うため
時価総額が大きいと売買したいとき即時手続きを行うことができます。ストレスなく取引を行うなら時価総額を意識するよう心がけましょう。
ETFを適正価格で購入するためにも時価総額の大きな銘柄に投資しましょう。時価総額が低いと購入時価格とびが起きてしまい、予定より高く買い付けを行なってしまうリスクが高まります。
また時価総額が大きいということはそれだけ支持されていることを表しています。以上のことから信頼の指標とするのもありです。
分散投資に適したポートフォリオを組む際の注意点
分散投資に適したポートフォリオを組む際は下記2つに注意してください。
各項目について解説していきます。
fa-check集中投資を避ける
分散投資を意識するなら集中投資は避けましょう。巷では過去の投資成績から米国株ETFであるVOOだけに投資している人などがいますが、リスクでしかありません。
確かにこれまでは順調に成長できたかもしれませんが、未来もそうなると決まったわけではありません。
それに株式1本に投資していると値動きが激しすぎて投資初心者や運用資産が大きくなってきたら耐えられないと思います。とはいっても人それぞれ考え方は違うと思うので、そこは各個人で判断いただければと思います。
fa-check時間分散する
投資を行う際は時間分散するようにしましょう。理由は高値づかみを避け購入価格を平準化するためです。
具体的に100万円であるETFの購入を考えているときは、下記のように購入します。
1ヶ月目:30万円
2ヶ月目:30万円
3ヶ月目:40万円
上記は一例ですが時間分散することで購入価格を平準化できるはずです。
具体的な投資銘柄について
これまで紹介してきたものを総括し、ここで具体的な投資銘柄について紹介します。銘柄は株式・債券・コモディティの3つに分け紹介していきます。
fa-check株式
VOO(ドル建て):投資対象 米国
1306(円建て):投資対象 日本
2800(香港ドル建て):投資対象 中国
SX5s(ユーロ建て):投資対象 ヨーロッパ ※SBI証券で投資不可
HYG(ドル建て):投資対象 米国社債
fa-check債券
EDV(ドル建て):投資対象 米国超長期債券
fa-checkコモディティ
IAU(ドル建て):投資対象 金
SLV(ドル建て):投資対象 銀
PPLT(ドル建て):投資対象 プラチナ ※SBI証券で投資不可
PALL(ドル建て):投資対象 パラジウム ※SBI証券で投資不可
DBB(ドル建て):投資対象 貴金属 ※SBI証券で投資不可
DBA(ドル建て):投資対象 農業商品 ※SBI証券で投資不可
USO(ドル建て):投資対象 油 ※SBI証券で投資不可
UNG(ドル建て):投資対象 ガス ※SBI証券で投資不可
BTC
※SBI証券で投資不可なものも多数あります。そのため私はサクソバンクの口座開設を進めています。皆さんもこの機会に始めてみるもありだと思います。
私は以下を参考にし、ポートフォリオを組んでます。先人に学んだり年金機構に学んだりするのが間違いない選択です。
記事で紹介した相関係数についての記事です。ここでは米国の代表的な指数であるS&P500と各資産の相関係数を比較しています。